引越の作業の中で、一番時間のかかるのが荷造り作業だといえます。
時間かかる作業だからこそ、できるだけ効率的に行う工夫をしないと、なかなか作業が進まないことになります。
荷造りを効率的に行っていくためには、いくつかのポイントがあります。
まずは、荷造りするためのリストを作ることです。
目の前にある荷物を手当たり次第に段ボールに詰めていったのでは、どこに何が入っているのかわからなくなってしまいます。
しっかりとリスト化して少しずつ荷造りを進めていくことで、段ボールの中身が明確になり、作業自体も効率的に行うことができます。
リストの作り方は、部屋ごとに荷物をリストアップしていくことが基本になります。
リビング、キッチン、子ども部屋、寝室、と言ったように、部屋ごとに荷造りすべきものを書き出していくと分かりやすいリストがつくれます。
リビングの場合ならば、テレビ、テレビ台、テーブル、ソファ、椅子、などのように部屋にある荷物を書き出していくことで、その部屋の中にどんな荷物があるのかを明確にすることができます。
こうしてどの部屋に何があるのかをリスト化していくことで、荷造りを効率的に出来るだけではなく、新居に荷物を下ろすときにも、部屋ごとにまとめやすくなります。
また、引越し業者に見積もりの作成を依頼するときでも、そのリストを見せることでより正確な見積もりを作成してもらうことが可能になります。
それから、荷造りを効率的に行うためには、リストの作成だけではなく、必要な梱包資材を事前にしっかりと用意しておくことも大切です。
荷造りに必要な主な梱包資材は、段ボール、ガムテープ、マジック、ビニール袋、軍手、ゴミ袋、などになります。
段ボールに関しては、最近の引越業者は無料で提供してくれることが多いようです。
もし業者が提供してくれない場合には、スーパーやドラッグストアでもらってきてもいいのですが、段ボールによっては強度不足で引越しに使えないものもあるので注意しましょう。